2012年9月14日金曜日

憧れの山口信博さん


本や映像も勿論いいし、遠隔地や存命でなかったりしたら、それは素晴らしい手段。
でも、その人が醸すオーラとか気配みたいな膜は、
どうしても直でないと感じられません。


山口信博さん。
この方の装幀ほど恍惚になれるものはないかも!と思うほど、
また本の中身にさした興味がなくても、
「本」という物体の美しさで、手元に置いておきたくなってしまうようなデザイン。
とにかく、デザインというものを志した頃から憧れの人です。

とはいえ、教育機関で教鞭を取られているわけでもなく、
作品集のようなものを出版されるわけでもなく、
雑誌に大々的な特集を組まれることも滅多に無く、
ただただずっとときめいてここまで来ていたのです。

そんな折ハーマンミラー社と目黒区美術館がバックアップした、
山口さんの紙のワークショップが開催され、なにがなんでもという勢いで参加!


「紙と風」、「紙と火」、「紙と水」などのテーマで、
紙を戯れながら、その性質や強度を体感したあと、
既存の紙袋をグリットで折りたたみ、
その線に沿って谷折か山折のみで全く異なる形を作る。

まさか、憧れの人と花火や紙風船をするなんて夢にも思いませんでした。


ワークショップの感想はもったいなくて言葉に出来ない。
いい溜息しかでてきません。

ともあれ、学ぶというのはこの歳になると、より能動的な行動になるだけあって、
五感の擦り減り方が尋常ではありません。
それがとても気持ちよくもあります。




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